2014年6月3日火曜日

aptX対応トランスミッター送信機―TVの音声をBluetooth化

トランスミッターとレシーバー 音声をコードレスで


テレビや音楽のオーディオ音声を無線で聞くことができるトランスミッター(送信機)。
ネットで検索すると、この手の製品は意外に数が少ない。特にaptX(apt-x)対応の製品がそうです。

aptXとは何か?今までのBluetooth技術ではオーディオ音声の圧縮技術であったり送受信におけるノイズであったり、いろいろ問題が多かった。ちょっと前までBluetoothに対応したレシーバー「受信機」を購入して、がっかりした人は多いかと思います。それは、圧縮時において音質が劣化したりするためで、そういった部分の欠点を、Bluetoothのバージョンであったり、対応コーデック(AACやaptX)など、技術の進歩によって徐々に克服しつつあるわけです。

aptXとは無線で音声を飛ばす際の圧縮技術のことで、圧縮された音声を高音質に変換するまでをカバーするものと思われますが、これに対応した製品どうしで接続すると、音質が良くなるわけです。

過去利用されてきたコーデックSBCでは、圧縮によって音の劣化がはっきり認識され、ヘッドホンなどのBluetooth化は不必要だろうという時期があったようですが、やはり技術の進歩は日進月歩、低遅延と高音質の実現でヘッドホンやオーディオ機器のBluetooth化はますます進み、潜在的に成長していけるニッチ分野となってきています。

特に、aptX対応の製品の売りとして低遅延があります。Bluetoothに対応していないテレビにトランスミッターを接続することで、テレビの音声のみをBluetoothヘッドホンに送信することができます。

たとえば、サンワサプライが提供しているトランスミッター

Bluetoothオーディオトランスミッター&レシーバー icon
aptX対応Bluetoothオーディオトランスミッター&レシーバー icon

これはAvantreeのSaturnという製品らしく香港近くの会社が製造している製品のようです。3.5mmイヤホンジャックに差し込んでテレビと接続できるもので、Bluetoothヘッドホンとペアリングすれば、無線で音声を飛ばせます。この製品は世界的にもかなり評価が高いようです。レシーバーとしても使え、自宅にあるイヤホンを接続するだけで、Bluetoothに対応したスマホとペアリングすれば音声を聞くことができます。(aptX対応非対応があるので注意)
(両方ともaptX対応であれば低遅延でラグが少なくなる)

その他の製品も調べてみようと思ったところ、aptXの技術を利用した製品が少なく、日本で購入できるものは数限られています。

たとえばバッファロー製に次のものがありますが、

iBUFFALO BUFFALO Bluetoothオーディオ送信機 ステレオミニプラグ接続 ブラック BSHSBT02BK


この製品はBluetoothオーディオ送信機ですがaptX対応ではなく、SBCコーデック対応ということですし、映像と音声を同時に楽しむテレビ向けとしては遅延が気になるレベルでしょうし、実際そういったレビューがアマゾンで投稿されています。

Bluetooth Ver 2.1+EDR Class2準拠





ロジテック製品もあります。
Logitec Bluetooth2.1オーディオトランスミッター USB-AC充電器付属モデル ブラック LBT-AT100C2

Bluetooth2.1 + EDR Class II
対応プロファイル:A2DP

aptX非対応です。







その他もいろいろ検索してみると、やはりほとんどaptX非対応のトランスミッターばかりです。
以下列挙
センチュリー どれで~もBluetooth オーディオトランスミッター/レシーバー CBTTR-AV
Bluetooth トランスミッター 3.5mmイヤホンプラグ用 ブルートゥース変換送信機
SANWA SUPPLY MM-BTAD4N Bluetoothオーディオアダプタ

結局、aptX対応の送信機トランスミッターを購入するのなら、一番最初に紹介したAvantreeのSaturn製品(aptX対応)ということになってしまいます。

激安情報(aptX対応と非対応随時更新)

aptX非対応のAvantreeのSaturn製品が激安で購入できます。
【送料無料】Bluetooth受信機&送信機 トランスミッター イヤホン3.5mm接続 テレビやiPodなどに接続可能 iPhone・iPadなど対応 オーディオ送信機 発信機 ブルートゥース 
3799円でポイント10倍は、今後はないでしょう。ポイント10倍は6月5日まで、大決算セールは6月16日までとなってます。


Saturn製品に対応した aptX対応レシーバーなど(口コミやレビューを参照)


上記のトランスミッターを購入した場合、当然その音声を受け入れるBluetoothレシーバーが必要になります。Bluetoothヘッドフォンやヘッドセット(通話可)があれば、それらがレシーバーとなりますが、上記のSaturnトランスミッターはレシーバーとしても機能するので、レシーバー用にSaturn製品をもう一個購入すれば、お手持ちのイヤホンを機器に接続して、無線化できます。

ただし、Saturnを購入した場合、BluetoothレシーバーのBluetoothバージョンが2.0以下であったり、レシーバーとの相性があったりするので、全てのBluetoothレシーバー製品と接続できるわけではないようです。

また、重要なのは、aptXの恩恵を受けるためには、対応のレシーバーもaptX対応でなければなりません。

aptXに対応できている製品(口コミやレビューを参照しました。Saturn製品と相性があるかどうかは不明の製品もあります)を紹介。基本的にはSaturnをテレビと接続しBluetooth対応のレシーバーで受信するという例が多いですが、コンポやスマホと接続して、Saturn製品をレシーバーとして使う事例も多いです。

・TV⇒スピーカーシステム Bluetooth SP-T12W
・iPhone5⇒Saturn
・TV⇒DENON EXERCISE FREAK AH-W150BKEM(ノイズ発生の報告あり)
ビクターコンポDVDシステムEX-AR7(送信)⇒SONYヘッドセット MDR-1RBTMK2(良好)
ヘッドセット MDR-EX31BN
TDK LoR ポータブルCDラジオ SP-CD8211BL⇒Saturn (良好)

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